対宮と三合の二つの場所まで、四つをひとまとめに見ます。
紫微斗数を学ぶとき、最も遅く理解できて、最も大きく見方が変わる部分です。宮を一つだけ切り離して読むことはありません。
一つの宮を見るときは、向かい合う対宮と、三角形でつながる三合の二宮を一緒に見ます。本宮まで含めて四宮をひとまとめに見るこの方式を、三方四正と呼びます。
命宮であれば遷移宮(対宮)・財帛宮・官禄宮がその三つです。ですから命宮だけを見て「この人はこうだ」と言うのは、半分しか見ていないことになります。財帛と官禄に入った星が、その人の性質にそのまま混ざり込みます。
これが特に重要になる瞬間が空宮です。主星が一つも入っていない宮はよくありますが、空だからといって特徴がないわけではありません。支える位置の星がその宮を代わりに満たします。昔の人は向かいの星を借りてくるということで借星と呼びました。
読む順序でまとめるとこうなります。本宮に入った星をまず見て → 対宮を見て内と外を照らし合わせ → 三合の二宮で幅を広げます。四つすべてを見て、はじめてその宮の物語が完成します。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。