十四主星11/22中級

十四主星(1) — 紫微系六星

紫微・天機・太陽・武曲・天同・廉貞、その結びを一か所で。

紫微斗数の中心には十四の主星があります。これらの星がどの宮に座るかが、解釈の大部分を決めます。十四星を一度に覚えようとすると大変なので、配置の規則に沿って二つに分けてみましょう。

まず紫微系列六星です。紫微星の位置が定まれば、残りの五星は規則に従って次々と配置されます。だから紫微がどこに座るかが、命盤全体の最初のボタンになります。

紫微が座ると、残りの五星が決まった間隔で後に続いて座ります。一枠、三枠、四枠、五枠、八枠ずつ戻った位置です。
紫微 (紫微)帝王星
中心を担う人

場が揺れるときにどちらへ進むかを決め、その決定を最後まで背負う立場です。

群れの真ん中に立ち、方向を定める星です。自ら進んで前に出るというより、自然と中心へ押し上げられていく立場です。

強み 品格と統率力、大事の前でも揺らぎにくい肝っ玉・偏ると プライドが先立ち、人に頼るのが苦手なところ

この性質がよく生きる場面
  • · 人を導き、方向を定めること
  • · いくつもの流れを一つにまとめること
  • · 顔となって前に立つこと
気が滞るとき

志がたびたび挫かれたり、下の立場に置かれたりするとき、最も気力を損ないます。

尊貴統率中心
天機 (天機)知恵星
参謀

自ら選ぶわけではありませんが、選べるように選択肢を用意しておく役割です。

頭の回転が速く、思案が絶えない星です。前面に立つというより、そばで局面を読み取る参謀の立場です。

強み 企画力と機転、他人が気づかない手を見つける目・偏ると 考えが長引き、決断が遅れがちなところ

この性質がよく生きる場面
  • · 局面を組み立て、道筋を設計すること
  • · 散らばった情報から糸口を見つけること
  • · そばで助言し、方向を示すこと
気が滞るとき

考える暇もなく、すぐ答えを出せと迫られるとき、最も苦しくなります。

知恵思案変化
太陽 (太陽)光明星
照らす人

暗いところを照らし、周りが自分の道を見つけられるようにする役割です。

外へ向けて照らす星です。自分のことより人に分け与え、前に立つところで力が湧く立場です。

強み 公正さと施す心、前に出ることをためらわない気力・偏ると 自らを燃やして人を照らすうち、当の自分が疲れてしまうところ

この性質がよく生きる場面
  • · 教え、知らせること
  • · 大勢の前に立ち代表を務めること
  • · 公の名分を立てること
気が滞るとき

認められないまま与え続ける立場が長く続くと、急速に消耗します。

名誉施し功績
武曲 (武曲)財星
締めくくる人

始めたことがうやむやにならないよう、最後を締めくくる役割です。

決めたことを最後までやり抜く星です。言葉より結果で語り、数字や実物を扱う感覚を持つ立場です。

強み 決断力と実行力、財を実際につかむ感覚・偏ると 表現が硬く、気持ちが伝わりにくいところ

この性質がよく生きる場面
  • · 数字や実物を扱うこと
  • · 決めたことを最後までやり遂げること
  • · 技術で結果を出すこと
気が滞るとき

結論のないまま話ばかり長引く場では、最も早く疲れてしまいます。

決断実行財物
天同 (天同)福徳星
和らげる人

尖った場を丸くし、人が長く居られるようにする立場です。

角のない、丸い星です。争わず流れに乗り、その素直さがかえって福を呼び込む立場です。

強み 楽天的な気質と、人を心地よくさせる親しみやすさ・偏ると 居心地のよいほうに留まり、押すべき時を逃しやすいところ

この性質がよく生きる場面
  • · 人を心地よく世話すること
  • · 雰囲気を整え、間をやわらげること
  • · 長く続けていくこと
気が滞るとき

争わねばならない場や、きっぱり断らねばならない場で大きくつらくなります。

温和余裕
廉貞 (廉貞)次桃花星
規律を正す人

緩んだ場に改めて線を引き、一度手にしたものは最後まで掘り下げる立場です。

原則と情熱が一つに同居する星です。守るべきことは几帳面に守りながらも、内側には熱いものが巡る立場です。

強み 規律を打ち立てる力と、一度掴んだら離さない集中力・偏ると 一方に大きく傾き、温度差が激しくなるところ

この性質がよく生きる場面
  • · 規律や基準を打ち立てること
  • · 一つの分野を深く掘り下げること
  • · 見識と技術がともに求められること
気が滞るとき

原則が揺らいだり、あいまいなまま済まされたりするのを見るとき、最も耐えがたくなります。

原則情熱集中

六星を大きくまとめるとこうなります。紫微は中心に立ち、天機は傍らで頭を働かせ、太陽は外に向けて照らします。武曲は押し進み、 天同は争わず流れ、廉貞は原則と情熱を併せ持ちます。

一つ、押さえておきたいことがあります。これらの星に良い星・悪い星はありません。紫微が入っているからといって万事うまくいくわけでも、廉貞が入っているからといって荒れるわけでもありません。どの宮に座り(宮)、どれほど楽な場所にいるか(明るさ)、どんな印が付いているか(四化)が合わさって決まります。次の単元がその話です。

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学んだ概念を、自分の十二宮の命盤で直接確認できます。

本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。

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