五行局の数字で旧暦の生まれた日を割ります。紫微が座ると残りの十三星も続きます。
盤が組み上がり、五行局も出ました。いよいよ星を置く番です。紫微斗数という名前はここから来ています。十四主星の頭領である紫微星をどのマスに座らせるかが、命盤のすべてを決めるからです。
驚くことに、紫微の位置はたった二つの材料だけで決まります。旧暦での生まれた日と五行局の数字です。五行局の名前に隠れていたあの数字が、ここで使われます。
計算はこうです。陰暦の生まれた日を、五行局の数字で割ります。割り切れればその商を使い、割り切れなければ割り切れるまで1ずつ足しながらもう一度割ります。そうすると二つの数が残ります。商と、割り切れるようにするために足した数です。
1. 陰暦21日生まれ、火六局(6)。21は6で割り切れないので1ずつ足していきます。22・23も割り切れず、24で割り切れます。足した数は3、商は4です。
2. 寅宮を1として商の数だけ数えます。四番目の枠は巳です。ここが出発点です。
3. 足した数が奇数ならその数だけ逆行、偶数ならその分だけ順行します。足した数は3なので、三枠戻ります。
4. 巳から辰・卯・寅、寅に紫微が座ります。
足した数が0なら、つまり生まれた日が五行局の数で割り切れれば、動かずに商の位置にそのまま座ります。0は偶数なので「0枠分の順行」というわけです。
紫微が座に着くと天府もすぐに定まります。紫微の位置を軸にした対称のマスなので、紫微さえわかれば天府はあらためて数える必要もありません。二星が同じマスで重なる配置もあります。そしてこの二星を基準に残り十二星が決まった間隔でという形で次々と付いていきます。紫微系の六星は紫微に、天府系の八星は天府に従います。
だから紫微斗数には「星を一つずつ計算する」という概念がありません。 最初のボタンを一つ留めるだけで、十四星が一度に収まるべき場所を見つけます。惑星ごとに実際の位置を別々に求める西洋占星術とは正反対です。1章で紫微斗数の星は空を測るのではなく規則で配置される象徴だと述べたのは、この意味です。
ここまでが盤を組み立てる手順です。十二マス、命宮、五行局、そして十四星。ここからは、組み上がった盤を読み解く話に移ります。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。