生まれ持った土台が命宮、生きるうちに重みが乗る側が身宮です。
紫微斗数には中心が二つあります。命宮と身宮です。
命宮は生まれ持った土台です。四柱推命の日干のように「自分自身」に当たる宮で、ここに入った星がその人の最も太い輪郭を作ります。命盤を見るとき、いつも最初に見る宮です。
身宮は生きるうちに重みが乗っていく方です。独立したマスではなく、十二宮のどれか一つに重なります。身宮が財帛宮に重なればお金の方に、夫妻宮に重なれば縁の方に、人生の重みが乗ると見ます。
昔の人はこれを「命は生まれ持ち、身は作られる」と表現しました。三十歳前後から身宮の色合いがより濃くなるとも言われますが、年齢できっぱり切り替わるわけではなく、「生きるうちに徐々にそちらへ傾いていく」程度に読むのが正しいでしょう。
名前が似ている命主・身主はまた別の値です。命宮・身宮が盤上の 枠だとすれば、命主・身主はそのマスが指し示す星です。命盤の中央に書かれるその値ですが、次の章で改めて見ていきます。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。