十二宮のどこかにある星が一つ、別に自分の役割を担います。
前の単元の命宮・身宮が盤の上の枠だったなら、今回は星々です。十二宮に散らばる星々のうち、ちょうど二つが別枠で自分の分を担います。命主と身主です。
名前が似ていて混同しやすいのですが、命宮・身宮とは別のものです。命宮は盤上の 盤の上の一枠であり、命主はそのマスが指し示す星ひとつです。レポート画面の上部に「命主○○・身主○○」と書かれているのがこれです。
命主(めいしゅ)
命宮の地支から選びます。生まれ持った資質がどちらに傾いているかを、一つの星に凝縮したものです。
身主
生まれた年の地支から選びます。だから同じ干支の人同士は、身主が同じです。
どちらも計算ではなく決まった表を見ます。十二支それぞれにどの星が対応するかは、すでに決まっています。覚える必要はなく、こういう表があるということだけ知っていれば大丈夫です。
| 地支 | 命主 | 身主 |
|---|---|---|
| 子 | 貪狼 | 火星 |
| 丑 | 巨門 | 天相 |
| 寅 | 祿存 | 天梁 |
| 卯 | 文曲 | 天同 |
| 辰 | 廉貞 | 文昌 |
| 巳 | 武曲 | 天機 |
| 午 | 破軍 | 火星 |
| 未 | 武曲 | 天相 |
| 申 | 廉貞 | 天梁 |
| 酉 | 文曲 | 天同 |
| 戌 | 祿存 | 文昌 |
| 亥 | 巨門 | 天機 |
表を見ると面白いことに気づきます。命主として現れる星は七つだけです。貪狼・巨門・祿存・文曲・廉貞・武曲・破軍。十二の地支がこの七星を分け合って使うため、二つの地支が同じ命主を持つことがよくあります。身主はさらに少なく六つ。火星・天相・天梁・天同・文昌・天機が巡ります。
そのため命主・身主は一つだけでは語ることの少ない情報です。命主が武曲だからといって、その人がそのまま武曲のような人になるわけではありません。実際に読むときは、その星が 自分の命盤のどの宮に座っているかを合わせて見ます。命主が財帛宮にあればお金の方に重みが乗り、夫妻宮にあれば人間関係の方に重みが乗る、という具合です。
まとめると、命主・身主は補助指標です。命宮に入った主星、三方四正、四化が本論で、命主・身主はその上に重ねる一層です。最初に学ぶときは「こういうものもある」程度で流しても構いません。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。