殺破狼・機月同梁・紫府廉武相。十四星は三つの群れにまとまって回ります。
十四星を一つずつ覚えようとすると、すぐに疲れてしまいます。ですが実際に命盤を読むときは、星を一つずつ単体では見ません。いくつかずつまとまりにして見ます。この集まりを 星系と呼びます。
四つの組み合わせで十四が余すことなく分かれます。三+四+五+二です。
盤を揺さぶって組み直す性質です。じっとしているのに耐えられず、変えてこそ生きます。
内を固める質です。急に覆すより、調整し、いたわりながら長く続けます。
地位を守り、積み重ねる結び。責任を持ち、体系を築いていく側です。
表に出して語る質です。明らかにし、問いただし、知らせる力があります。
組み合わせの中でも殺破狼が最もはっきりしています。七殺・破軍・貪狼のこの三星は、命盤の上で 常に正確に三合に開いています。四マスずつ間を空けた三角形が必ずできます。誰の命盤でも例外はありません。
これが重要なのはなぜでしょうか。17章で学ぶ三方四正のためです。宮を一つ見るときは、三合でつながる位置も一緒に見るという話でした。ところが殺破狼の三星はすでに三合で結ばれているので、三つのうち一つが命宮に入れば、残り二つは自動的に三方に入ってきます。殺破狼が命宮にある人ほど「変える力」がひときわ強く出るのはこのためです。一つの星ではなく、三つが同時に働くからです。
残りの組み合わせは、幾何学的にそこまできれいには収まりません。同じ宮に重なって座ることもあれば(紫微と天府が同じ枠に入る配置はよくあります)、向かい合うこともあります。ただ、性質が通じ合っているのでまとめて読みます。機月同梁の四星は「性急にひっくり返さない」という点で、紫府廉武相の五星は「持ち場を守る」という点で互いに似ています。
ここでも良い悪いはありません。殺破狼が荒々しいわけでも、紫府廉武相が高貴なわけでもありません。速度と方向が違うだけです。揺さぶってこそ生きる人と、守ってこそ生きる人がいるということです。自分の性質と反対に生きれば、どちらにしても苦しくなります。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。