自分のそばに誰がいて、その関係がどんな結びなのかを見る四つの場所です。
核心となる四宮の次に見る八つの宮は、性格が二つに分かれます。人がいる宮と人生が置かれる宮です。この章は前者、すなわち誰が私のそばにいて、その関係を私がどう結ぶかを見る四つの宮です。
兄弟や身近な同世代との付き合い方
子どもや目下の人、自分が育て上げるもの
同僚や目下の人とのやり取りの仕方
親・目上の人との縁
ここでぜひ押さえておきたいことがあります。この四つの宮は相手を占う宮ではありません。 父母宮が険しいからといって、親に何かが起こるという意味ではありません。私がその関係をどんな結び方で結ぶか、どこで楽でどこでぶつかるかを示す自分側の鏡です。他人の人生を読む宮として使うと、そこから狂い始めます。
名称が古語なので語感が強い宮もあります。奴僕宮は使用人を意味する古い呼び名ですが、今は同僚・部下・取引先・チームを見ます。今どきの言葉なら「人脈の宮」に近いです。子女宮も子どもだけでなく、自分が育てるもの全部、後輩・作品・事業まで見ます。
兄弟宮は、兄弟姉妹がいなくても空にはなりません。自分と並んで立つ同輩、つまり友人・同期・事業のパートナーを見る場所です。昔の名前にとらわれず「その場所が何を扱うか」で読めば、今の暮らしにもそのまま当てはまります。
読むときはまず命宮と向き合っているかを確かめます。紫微斗数は宮を一つだけ切り離して読まないという話でした(17章)。父母宮に入った星も、その宮だけでなく向かい合う宮と一緒に読んで、初めて意味が立ちます。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。