生まれてからの1日が、人生の1年に対応します。
出生図は生まれた瞬間で止まった写真です。でも私たちが生まれたあとも、空は動き続けていました。その動きから内面がどう育ってきたかを見る方法がプログレッション(progression)です。
一番よく使われるセカンダリー・プログレッションの規則はたった一つです。『生まれてからの一日 = 人生の一年』。だから生まれてから30日後の空が、そのまま30歳頃の自分の内面の姿になります。実際に今空に浮かんでいる空(トランジット)とは違います。プログレッションは内側でゆっくり熟していく心の時計だからです。
覚えておくべきことは二つだけです。プログレスド・ムーン(月)は約2年半ごとに星座を移ります。感情の季節が変わるリズムです。プログレスド・サン(太陽)は約30年で一つの星座を移ります。人生の大きな局面が切り替わる、ゆっくりとした流れです。だから29歳や30歳あたりで『自分が少し変わった』と感じるのは、偶然ではないのです。
(プログレッションは精密な計算が必要な高度な技法なので、ここでは原理を理解することを目標にしましょう。『自分は今どんな季節を過ごしているのか』と自分の成長の速度を測る視点に持っていけば十分です。)
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。