はじめに1/22初級

占星術とは? — 起源と歴史

星占い以上のもの ― 生まれた瞬間の空全体から自分を読み解く言語です。

西洋占星術は生まれた瞬間の空の地図から自分を読み解く言語です。生まれたその瞬間、太陽・月・天体が空のどこにあったのかを図に描き起こし、その配置から性格や人生の性質を読み取ります。よく知られている「何座」という星占いは、この大きな地図から太陽の位置ひとつだけを取り出したものにすぎません。占星術は、それよりもずっと広い空全体を一緒に見ていきます。

始まりはずっと昔の古代バビロニアです。人々は夜ごとに星と天体が規則正しく動くのを観察して記録していました。季節や川の流れが空の動きと連動していることに気づくうちに、空を読めば、地上の出来事も見通せると信じるようになったのです。黄道を12のマスに分ける12星座の骨組みも、このころに作られました。

この知識は古代ギリシャへと渡り、学問として整理されました。特にプトレマイオスという学者が『テトラビブロス』という書物に、星座・天体・角度の解釈を体系的にまとめ上げました。今日私たちが使う占星術の大きな枠組みは、ここで完成したといえます。その後、ローマ・中世・ルネサンスを経て、ヨーロッパ全土に広まっていきました。

空を読み解いてきた長い旅路。バビロニアで始まり、ギリシャで体系化され、今では心を読み解く道具になりました。

西洋占星術では、空をトロピカル(季節)黄道帯で区切ります。春が始まる春分点を0度として、そこから空を12等分していきます。そのため西洋の星座は、実際の星の位置よりも季節のリズムに合わせて決められています。(実際の星の位置を基準に見る方法は、後で学ぶヴェーダ占星術です。)

現代では、占星術を「運命を言い当てる道具」としてよりも「心を映す鏡」として見ることの方が多くなっています。心理学と出会うことで、星座を性格のさまざまな層や成長課題を理解するための言語として読むようになったのです。だから怖がる必要もなければ、盲信する必要もありません。自分をやさしく見つめるための参考用の地図だと思えば、ちょうどいいのです。

では占星術は正確に何を見るのでしょうか?大きく4つあります。① 最初に見る ビッグ3(太陽・月・アセンダント)が、② 心のさまざまな働きを担う10天体それぞれがどの星座に入っているか、③ その天体が人生のどの舞台(ハウス)で働いているか、④ 天体同士が作る角度であるアスペクトです。これらの単元を一つずつ追っていけば、バラバラに見えていたパーツがあなたという一枚の地図へとつながっていきます。

例で見てみましょう
生年月日(と出生時刻)を入力すると、あなたの空の地図の中で、太陽・月・アセンダントがそれぞれどの星座にあるのかからお伝えします。
たとえば太陽が獅子座、月が蟹座というように、3つの座標が集まって立体的なあなたを描き出します。
生年月日を入力して、自分のチャートで見る
私の占星術レポートを見る
学んだ概念を、自分の出生図で直接確認できます。

本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。

占い
コミュニティタロットマイページ