月だけでなく、すべての惑星がナクシャトラを持っています。
先ほど月のナクシャトラについて学びましたね。ここでもう一層深く入ってみましょう。ナクシャトラは名前や象徴のほかにも いくつもの枝分かれした性質を宿していて、何より月だけのものではありません。
まずパダ(Pada)です。ナクシャトラ一区画(13度20分)を四つに分けた小さな区画ですが、単なる性格の細分ではありません。それぞれのパダが、ナヴァームシャ(D9)チャートの一マスと直接つながっています。 だからパダがわかれば、後で学ぶD9でその惑星がどこに位置するかが決まるのです。
ナクシャトラには相性占いでも使われる三つに分かれた性質があります。ガナ(Gana)は気質の色合いで デーヴァ(穏やか・天性)、マヌシャ(バランス・人間的)、ラークシャサ(強烈・野性)の三つに分かれます。ナディ(Nadi)は体のエネルギーの流れで、アディ(風)・マドヤ(火)・アントヤ(水)の三つです。ヨニ(Yoni)は各ナクシャトラに割り当てられた 動物のシンボルによって本能的な相性を見ます。
そして最も重要な拡張は… ナクシャトラは月だけが持つものではありません。 太陽・水星・金星などすべての惑星がそれぞれどこかのナクシャトラに位置しています。細かい解釈では その惑星がどのナクシャトラにあり、そのナクシャトラを支配する惑星が誰なのかまで見ます。月のナクシャトラがダシャーの出発点を決めるように、各惑星のナクシャトラは、その惑星がどんな色合いで働くかを教えてくれます。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。