ラグナの支配星がチャート全体を導きます。
ラグナ(上昇宮)がチャートの出発点だとすると、そのラグナ・ラーシを支配する惑星があります。これを ラグナロード(Lagnesh、チャートの主)と呼びます。ヴェーダ占星術ではチャート全体を導く船長のような存在です。
なぜこれほど重要なのでしょうか。ラグナロードは「自分」そのものを表す惑星だからです。この惑星がどのラーシに、どのバーヴァにあり、強いか弱いか(ディグニティ)が、そのまま自分の人生全体の方向と活力を左右します。だからヴェーダ占星術の読み解きは、いつも「ラグナロードがどこで何をしているか」を最初に見るのです。
例えばラグナが蠍座なら、その支配星は火星(マンガラ)です。すると「火星はどの部屋にあるか。強い位置か」をまず見るわけです。ラグナロードが良いハウスで力強くあれば人生の太い軸がしっかりしており、難しいハウスで弱くあれば、その部分は特に見守り育てるべき課題として見ます。
(西洋占星術のチャートルーラーと同じ概念です。上昇宮の支配星がチャート全体を代表するという発想は、両方の伝統に共通してあります。)
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。