空の部屋も、その部屋を支配する惑星を通して働きます。
前にすべての部屋には支配星がいると言いましたよね? その支配星をバーヴァロード(Bhavesha)と呼びます。ある部屋が置かれたラーシを支配する惑星が、そのままその部屋の主人です。この考え方がヴェーダ解釈の本当の鍵なんです。
なぜ鍵なのでしょうか。バーヴァが空でも、そのバーヴァの物事は動き続けるからです。例えば、仕事のハウス(第10ハウス)に惑星がひとつもないからといって「仕事運がない」わけではありません。第10ハウスのラーシが何であり、その支配星がどの部屋でどんな状態にあるかを見れば、仕事の色合いがはっきり浮かび上がります。もし第10ハウスの支配星が第5バーヴァ(創造)にあれば、仕事が創造性や自己表現の方向に展開していくといった具合です。
だからインド占星術ではハウスを読むとき、常に2つを一緒に見ます。①そのハウスに入っている惑星と②そのバーヴァの支配星がどこで何をしているかです。この「支配星を追いかける」習慣が身につくと、12のハウスが互いにつながったひとつのネットワークに見えてきます。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。