同じ惑星でも高揚・減衰・コンバスト・逆行によって変わります。
同じ火星でも、すべて同じ火星というわけではありません。どのラーシにあるかによって、自分の力を楽に使えることもあれば、緊張した形で使うこともするからです。これをディグニティ(Dignity)と呼びます。
上から見ていきましょう。高揚(Uccha)は惑星が自分の力を最も明るく広げる位置です。ムーラトリコーナと 自室ラーシ(自分の家)も心地よく安定しています。真ん中の中立は特に強くも弱くもありません。一番下の 減衰(Neecha)は力を緊張した形で使いますが、それだけ大きく学び、鍛えられる位置でもあります。(減衰だからといって悪いわけではなく、「楽に vs 頑張って」の違いです。)
ディグニティのほかにも、惑星のコンディションを左右するものがあと2つあります。1つはコンバスト(Asta)。惑星が太陽に近すぎるほど近づくと、太陽の光に埋もれて自分の声を出しにくくなります。もう1つは逆行(Retrograde)。惑星が後ろ向きに動いているように見える時期です。力が内側へ向かって、より深く、じっくり考える形で使われると見ます。
だから「火星があるから必ず推進力が強い」ではありません。火星が自分のラーシにあるか、減衰しているか、太陽にコンバストされているか、逆行しているかをあわせて見て初めて、本当の力がわかります。これがナヴァグラハをもう一段深く読む方法です。
本コンテンツは伝統的な命理学・占星学に基づく参考・娯楽目的のものです。