顔立ちの良し悪しを判断するのではなく、人柄を読み解く観察法です。
人相は、顔を見てその人の質を推し量ってきた東アジアの古くからの観察法です。中国の宋・明代にまとめられた麻衣相法が骨格となり、明代の柳莊相法がそこに肉づけをしました。
まず最も大切なものから押さえておきます。人相学は顔立ちの良し悪しを判定するものではありません。 どの顔がより優れているといった優劣は、このトラックのどこにもありません。そして定められた運命を言い当てるものでもありません。このトラック全体は、昔の人が顔から何を読み取ろうとしたのかを学び、その目で自分自身を一度見つめ直す参考用・娯楽用コンテンツなのです。
人相学では顔を三つの層に分けて見ます。骨相は生まれ持った骨格と輪郭なので、そう変わりません。 気色は今日の顔色と血色なので、体調によって毎日変わります。最後の心相は心の持ちようが表情として定着したもので、時間が経つにつれて、実際に変わっていきます。
そこで昔から「觀相不如心相」という言葉があります。人相は心相に及ばないという意味です。生まれ持った骨格よりも、どんな心で生きてきたかの方が顔に大きく残るという意味ですね。このトラックの最後の単元が、まさにその話です。
学ぶ順番はこうです。まず顔全体を分けて見る大枠(三停・五岳・四瀆・十二宮・顔の形)を身につけ、次に部位一つひとつ(額・眉・目・鼻・口・耳・顎)を見ていきます。最後に気色と心相で締めくくり、あなたの選んだ特徴を集めて総合をお伝えします。
ちなみに、このトラックは写真は撮りません。各単元で鏡を見て自分で選ぶ方式なので、選んだものが少しずつ積み重なって、最後に一つの絵になります。
一つ、あらかじめお伝えしておきます。昔の文献は男性を基準として記述される傾向にありました。このトラックは性別によって解釈を変えることはせず、昔の慣行がどうだったかは後ほど別途触れます。
伝統的な人相学に基づく参考・娯楽目的のコンテンツです。外見に順位をつけたり、決まった運命を明かすものではありません。