部位別14/18中級

顎 — 地閣、支えてくれる土台

法令や人中まで — 形ではなく跡で読む場所です。

最後はです。顎は五官には含まれません。その代わり、三停の下停であり、顔の土台を支える地閣です。名前の通り大地の楼閣。上に積み重なったすべてを支える場所なのです。

だから顎は持ちこたえる力として読みました。額が方向を定め、鼻が基準を立てるなら、顎はそれらを 最後までやり抜く持久力です。五岳では北岳だったことも覚えていますね。額(南岳)と向き合い、顔の縦軸を完成させる相手です。

頬骨の下から顎先までの輪郭です。「前に突き出た顎」は横から見ないとわかりません。
鏡を見て選んでみてください

選んだものは保存され、最後の総合単元でまとめて読み解きます。いつでも変更できます。

顎のまわりには、で読む場所がもう二つあります。法令人中です。形ではなくくぼんだ跡を見るものなので、これまでの部位とは少し性格が異なります。

法令(ほうれい線)

鼻の脇から口元へと下りてくる線です。年齢とともに濃くなる部位なので、伝統的には自分の領域が形づくられていく痕跡として読まれてきました。

広く伸びたくっきりした法令

小鼻の脇から始まり、口から離れて大きく弧を描いて下りていますか。

活動の範囲が広く、自分の領域がはっきりしているタイプです。伝統的に仕事運と信用の厚い形とされてきました。

薄い法令

笑っていない状態では、線がほとんど見えませんか。

型にとらわれず、いくつもの役割を柔軟に行き来するタイプです。まだ形を広げている途中の時期とも見られてきました。

口元に向かって狭く下りた法令

線が口角の近くに寄り添い、狭い幅で下りていますか。

活動範囲を広げるより、慣れた持ち場を深く掘り下げるタイプです。伝統的には、もう少し範囲を広げることを勧めてきました。

左右で長さの違う法令

鏡で見ると、片方の線がもう片方より目立って長い、または深いですか。

複数の役割を同時にこなしてきた痕跡と見られてきました。状況に応じて違う顔を使い分けられるタイプです。

人中(にんちゅう)

鼻の下から上唇へと続く縦の溝です。上停・中停を通ってきた気が下停へと下りていく通り道と見られてきました。

長くくっきりした人中

鼻の下から上唇まで溝が長く刻まれ、指先ではっきりと触れられますか。

一つのことを粘り強く続ける持久力型です。伝統的に長寿と、ゆとりある晩年の象徴とされてきました。

短い人中

鼻の下から上唇までの距離が短く、口が鼻に近く感じられますか。

反応が早く、新しいことをすぐに始められる瞬発力型です。退屈なことを長く放っておかない気質だと見られてきました。

浅く広い人中

溝の深さが浅く、幅が広がっていますか。

考えるより先に言葉や行動が出る率直型です。感情を隠さないタイプだと見られてきました。

下に向かって広がる人中

上は狭く、唇に近づくにつれて広がる、しずく型をしていますか。

時間がたつほど幅を広げていく、後半に強みを発揮するタイプです。伝統的に最も理想的な形とされてきました。

ここで正直にお伝えしておきたいことがあります。法令と人中を寿命・晩年運に直結させる解釈が広く出回っていますが、Glowyはその部分をそのまま持ち込むことはしません。 顔のしわひとつで寿命を語ることには根拠がないだけでなく、聞く人にとって何の益にもならないからです。

その代わり、こう読んでいただければと思います。法令は年齢とともに濃くなる部位です。笑い、話し、噛むことでできる線ですから。ですから法令は生まれ持った運命というよりこれまでの生き方が刻まれた痕跡に近いのです。どちらがより深いか、いつから目立ち始めたかを見れば、自分が何を長く続けてきたかが見えてきます。

これで部位別の七つの単元が終わりました。額から顎まで八つを選ばれたなら(三停・顔型まで含めてです)、その選択はすべて保存されています。最後の総合単元でまとめて重ね合わせて読み解きます。抜けている部位があっても大丈夫です。あるものだけで読み解きます。

この単元を女性の人相学の解説で見る

伝統的な人相学に基づく参考・娯楽目的のコンテンツです。外見に順位をつけたり、決まった運命を明かすものではありません。

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