西洋占星術の12ハウスや、ヴェーダ占星術の12バーヴァと同じ発想です。
いよいよ人相学の最も体系的な骨組みに出会います。顔を十二の場所に分け、それぞれに人生の一領域を託した 十二宮です。
どこかで見た覚えがありませんか。西洋占星術の12ハウス、ヴェーダ占星術の12バーヴァと同じ発想です。空を十二に分けて人生の領域を割り当てたように、人相は顔を十二に分けたわけです。三つの伝統が互いに知らないまま、よく似た地図を描いていたことになります。
十二を一度に覚えるのは大変なので、二つの単元に分けます。まずは額まわりの五つです。額は顔の中で最も広く、相手が最初に見る面でもあるので、大きな方向性と、最初の印象をここで読みました。
十二宮の頭とされてきました。明るく平らであれば滞りがないとされ、運勢全体の基調をここで読みました。
眉間は表情がいちばん先に表れる場所です。広くて平らだと余裕を持って状況を見渡す傾向、狭くしっかり寄っていると一つのことに深く没頭する集中型と読みます。狭い=心が狭いという意味ではなく、焦点が狭く深いという意味です。
※ 「眉間の一点」として狭く見る資料と、「額の下から山根の上まで全体」として広く見る資料があります。
仕事と名誉、目上の人からの評価を見ました。広く傷なく明るいと、早くから頭角を現すとされました。
額は相手が最初に目にする面なので、「第一印象と仕事の進め方」を読みました。広く晴れやかだと大きな絵を先に描く傾向、狭くしっかりしていると目の前の課題を掘り下げて完成度で勝負する傾向です。
※ 「額全体」に広げると南岳・父母宮と重なります。正中線に絞って見るほうがすっきりします。
引っ越し・旅行・移動、活動範囲の変化を見ました。
顔の輪郭のいちばん外側の縁なので、「外へ向かう性向」を読みます。ゆったりしていると新しい環境になじみやすい傾向、狭く角ばっていると慣れた場所で深みを積み重ねる傾向です。
生まれ持った福と心の余裕、満足感を見ました。
「頑張って得るもの」とは別に、「自然に与えられる余裕」を見ていた場所です。今の言葉で言えば心理的な安定感と回復力に近いです。
※ 二つの説が並び立っています。中華圏の資料が両方を並べて載せていることもあります。
両親との縁、幼少期の環境を見ました。日角(左)を父、月角(右)を母に当てました。
幼少期に受けた養育の質を見ていた場所です。両親を評価する場所ではなく、自分がどんな環境から出発したかを推し量る参考として見ます。
※ 女性は左右を入れ替えて見る流派(男左女右)があります。Glowyはこの規則を解釈に採用していません。
五つの中で命宮が筆頭です。眉間というごく狭い場所でありながら十二宮の先頭に置かれているのは、ここが表情が最初に現れる場所だからです。機嫌を損ねると真っ先に狭まり、心が穏やかだと真っ先に開きます。だから昔の人はこの場所をその人の基本的な雰囲気として読みました。
一つ指摘しておきたいことがあります。女性の額を「夫の座」として読んでいた慣習が広く広まっています。同じ官禄宮なのに、男性には仕事運、女性には夫の福として分けて読んだのです。これは理論ではなく時代の慣行です。Glowyは性別によって解釈を変えません。
伝統的な人相学に基づく参考・娯楽目的のコンテンツです。外見に順位をつけたり、決まった運命を明かすものではありません。