部位別11/18中級

鼻 — 審辨官、顔の柱

五岳・四瀆・十二宮のすべてで中心になる唯一の部位です。

鼻は五官のうち審辨官(しんべんかん)にあたります。見極め、選り分ける部位なのです。ですが鼻はすでに二度登場しています。五岳の中岳、四瀆の濟瀆、そして十二宮の財帛宮です。三つの体系すべてにおいて中心である、唯一の部位なのです。

理由は位置です。鼻は顔の真ん中に立ち、左右を分け上下をつなぐ柱一本です。だから昔の人は鼻を「この人の基準がどこに立っているか」として読みました。自分の取り分と他人の取り分を分ける線、それが財帛宮という名前へとつながったのです。

鼻は正面よりも横から見てこそきちんと見えます。鏡を横に置いて顔を向けるか、横顔の写真を撮って確認してみてください。

横顔の鼻筋、四つの形。点線は垂直の基準線で、上が山根、下が準頭です。
鏡を見て選んでみてください

選んだものは保存され、最後の総合単元でまとめて読み解きます。いつでも変更できます。

小鼻と鼻先(準頭)

鼻筋が基本の骨格だとすれば、小鼻と鼻先はその基準をどう使うかを示す部分です。財帛宮を見るとき、実際にはより重視されてきた部位でもあります。

広くふっくらした小鼻

正面から見て鼻先の両脇の肉づきがふっくらと広がっていて、鼻の穴がほとんど見えませんか。

入ってきたものをしっかり守り、家計や管理に強い安定型です。伝統的に、財を蓄える蔵がしっかりしていると見られてきました。

小ぶりな小鼻

鼻先の両脇が狭く、鼻全体がすっきりとした形をしていますか。

無駄なく使い、必要なところに集中するあっさり型です。広く手を広げるより、一つのことを深く掘り下げる力があると見られてきました。

鼻の穴が見える上向きの鼻

正面で鏡を見たとき、顔を上げなくても鼻の穴がはっきり見えますか。

率直でさっぱりしており、人によく尽くす開放型です。心も財布も気前よく開く気質だと見られてきました。

丸い鼻先

鼻先が丸みを帯びていて肉づきがあり、押すと柔らかいですか。

人を包み込み、物事を丸くまとめるタイプです。伝統的に福禄の厚い形だと見られてきました。

はっきりした鼻先

鼻先が細く引き締まり、輪郭がくっきりしていますか。

基準がはっきりしていて判断の速いタイプです。曖昧な状態を長く放っておかない気質だと見られてきました。

少し垂れた鼻先

横顔で見たとき、鼻先が下を向いていますか。

石橋を叩いて渡る慎重型です。損をしそうな場面を前もって見抜く感覚があると見られてきました。

鼻については、まず最も広まった誤解を一つ解いておく必要があります。「鼻が大きいとお金持ちになる」という話です。古典が実際に語っていたのはそういうことではありません。鼻の大きさではなく均衡を見ていました。鼻筋がまっすぐ立っているか、小鼻が鼻先を支えているか、そして顔の他の部位と調和しているかをです。

五岳の単元で「一箇所の造作が良いかどうかではなく、五つが互いに調和しているか」と言ったその原理は、ここでもそのまま当てはまります。顔が小さいのに鼻だけ大きいと、古典はむしろ一人だけ突出して孤独だと読みました。 鼻だけを切り離して採点するのは人相学ではありません。

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伝統的な人相学に基づく参考・娯楽目的のコンテンツです。外見に順位をつけたり、決まった運命を明かすものではありません。

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